バイクを購入したのはいいけれど、メンテナンスって何をすればいいんだろう、と言う人もいると思います。
そういう私も、1度バイクのヘッドライトの電球が切れておりお巡りさんに注意された事があります。
その時は注意で済みましたが、そこからは走行不可能と指導をされましたので家まで重い思いをしながらバイクを引いて帰った事があります。
バイクの整備不良は知らなかったでは済まされないのが現実です。
そこで今回は自分で出来るセルフメンテナンスについてお話していきたいと思います。
女子でもできるセルフメンテナンスチェック
ここでは、女子でもできるバイクのセルフメンテナンスを話していきたいと思います。
ある程度の基本知識は、入れておく事が大事です。
安全で安心して乗る為にも、できるセルフメンテナンスはやっていきましょう‼
1洗車
バイクの洗車は、基本的に水を使い洗車していきます。
水を使った洗車はしっかりと綺麗になるんです。
しかし、時間が無い時なんかはボディを拭き上げるのが、大変ですよね。
時間がない時は水を使わない方法もありますので、是非取り入れてみて下さい。
また、洗車の頻度は3カ月に1回もしくは汚れが目立つ時がベストです。
やり過ぎは、ボディを痛めてしまう可能性がありますので気を付けましょう。
2ドライブチェーンメンテナンス
エンジンが発生したパワーを後輪に伝える役割をするのが、ドライブチェーンです。
カバーなどは無くむき出しの車種が多い為、汚れやすくなってます。
作業は簡単で、1000kmに1回メンテナンスする事がおすすめです。
エンジンは必ず止めて、チェーンなどに指を挟まないようにしていきましょう。
チェーンクリーナーを必ず使用し、パーツクリーナーは使用しない事です。
3エンジンのオイル交換
エンジンオイルは、エンジンの中を循環している役目をしており汚れてくるとバイクに支障が出てきます。
ドロドロして汚れたエンジンオイルや、オイルが減った状態で走行を続ける事は危険です。
パワーが落ちたり、エンジン内でトラブルが発生しやすかったりしてしまいます。
最悪、エンジンが使えなくなる事もあります。
そんな事が走行中に起きて事故にでもあったら、取り返しがつきませんので目安としては走行距離が3000kmくらいで交換していくのがいいとされています。
4点火プラグの点検と交換
プラグ交換の目安としては、2気筒の場合には8000km、4気筒では5000km、単気筒の場合には10000kmと、車種やエンジン型式、排気量などによって違ってきます。
バイクのプラグ交換をする事により、エンジンのかかりが全然違うんです。
また、安定してエンジンに点火し、燃費の効率が良くなり燃費が良くなります。
5ブレーキの日常点検
バイクのブレーキ不良は、事故に繋がる可能性があり非常に重要です。
安全に走行するために日常の点検を怠る事のないようにしていきましょう。
気を付ける3つのポイントはブレーキパットの残量、ブレーキの引きずり、ブレーキフルードです。
長距離の走行や、ツーリングの際に山道などを走る時は入念に確認しておきましょう。
6タイヤの点検
バイクのタイヤ交換の目安は普段の走り方や乗車頻度などにより異なるので、日頃からタイヤの調子をチェックしておく必要があります。
タイヤの山がすり減って滑りやすくなってしまったり、傷などでゴム割れを起こしてしまう恐れがありますので、そのまま走行せずに交換をしていきましょう。
走行距離が少なくても経年劣化によりゴムが堅くなると危険ですので、早めの交換をおすすめします。
7冷却水の点検
水冷エンジンを搭載した車種では、エンジンを冷やす役割があるのが冷却水です。
とても大事な役割を担っているのですが、エンジンオイルと違って交換時期はそんなにこまめでなくて大丈夫です。
冷却水は徐々に蒸発して量が少なくなりますが、LLC(クーラント)の効果は2年以上持続するので5年に1度継ぎ足し補充で良いのです。
また、つぎ足すクーラント液の色は同じものが好ましく、水は工業用水がいいとされています。
8ヘッドライト
バイクのヘッドライトが点かないと、違反になり公道を走行できなくなります。
電球切れがほとんどですが、電球を変えても直らない場合は断線や配線の不備、スイッチ周りの不良が考えられます。
日頃から、ヘッドライトの点検も行っていきましょう。
最近の車種はLED化されているバイクも多いです。
その場合、点いてない時は接触不良などを疑いましょう。
9バッテリーの点検
バッテリーは放っておくと、放電して劣化してしまいます。
適度な頻度で、バッテリーの交換をしていきましょう。
バッテリー交換を怠るとバッテリーが上がってしまう可能性が十分にあります。
また寿命を迎えると、十分な電力供給がされなくなります。
バッテリーの交換頻度は、使用するバッテリーによって異なりますが、通常2年から3年が寿命とされています。
バイクに乗らない期間などはバッテリーを外しておく、もしくはこまめに充電をするとバッテリー上がりの対策になります。
難しい作業は無理せずバイク屋さんへ
『バイク好きならメンテナンスができて当然!』『メンテナンスが出来ない奴はバイク乗るな!』などたまに言っている人がいますよね。
私は、バイク屋さんに頼んでもいいと思っています。
曖昧な知識の中、バイクをメンテナンスした所で返って危ないですし、バイク屋さんに持っていけばプロの整備士さんがしっかりと見てくれます。
安全、安心にバイクライフを楽しむ為にも、恥ずかしがらずにプロのバイク整備士さんに頼める事は頼んでいいと思います。
ただし、日頃からセルフメンテナンスを行わないと走行に支障をきたしそうな場所は、自分でもしっかり見れるようにしていくのが大事です。
まとめ
セルフメンテナンスを最初から全部やろうとするのは難しいですし、ハードルが高いと思います。
ですので、バイク屋さんを頼りながら出来るところからセルフメンテナンスを行って見て下さい。
また、何が大事かと言えば、バイクを安心で安全に乗る事が第一だと私は考えます。
楽しいバイクライフを送る為にも、メンテナンスは日頃から行っていくようにしていきましょう。