バイクのメンテナンスを自分で出来る事ならやりたい!
そう思っている人は多いと思います。
無理なことはバイク専門家に頼めばいいけれど、覚えるのだって大事ですよね!
バイクメンテナンスと聞いてまず思い浮かぶのがバイクのオイル交換です。
一見『難しそう・・・』と感じてしまいがちですが、
安心してください!
知識や手順さえ覚えれば、バイク初心者や女性でもオイル交換は可能なんですよ!
そこで、今回はオイル交換の基礎知識や手順をご紹介していきたいと思います。
エンジンオイルの基礎知識
「エンジンオイルは汚れたら交換する」ということは皆さんご存じかと思いますが、
そもそもエンジンオイルって何のために必要なの?
と思っている方も多いと思います。
まずはエンジンオイルの役割を確認しましょう!
エンジンオイルって、どんな役割をしているの?
バイクのエンジンオイルは様々な役割をしてくれます。
主にエンジン内部の動きに特化してくれ、エンジンをスムーズに動かしてくれたり、エンジン内を綺麗に保ってくれたり、エンジンが発熱した熱を冷却してくれるなど様々な役割をしてくれるんです。
エンジンオイルのトラブルとは?
オイルの量は規定より多くても少なくてもダメです。
少ない場合は、冷却効果が機能しなく焼き付きなどの大きなトラブルに繋がります。
また、多い場合はエンジン内部の抵抗が大きくなる恐れがあります。
パワーロスや、始動がしづらい、白煙がでるなどのトラブルになります。
また、オイル交換を怠るとオイルは汚れて劣化してしまいます。
そのまま放置してしまうと、エンジン内に汚れが蓄積され金属摩擦の軽減ができないなどのトラブルになり、最悪焼き付きなどのトラブルを引き起こします。
ここまで読んでいただいて、エンジンオイルの働きや交換しないと起こりえるトラブルを分かって頂けたと思います。
では、続いての章では準備して欲しい必要な道具をご紹介していきたいと思います。
オイル交換前に準備しておくといい道具
まずは、必要な道具を準備しておきましょう!
ここでご紹介する7つはスムーズに作業を行うためにも用意しておきましょう。
新しいエンジンオイル
新品のオイルは、バイクの車種により選ぶものが変わってきます。
事前に、自分のバイクの必要なオイル量を調べておきましょう。
↓ホンダ車の4サイクル用エンジンオイルの例
オイルフィルター
オイルフィルターは、車種によって必要なものが異なります。
交換サイクルは、オイル交換2回に1回とされています。
廃油パック、廃油BOX
廃油パック、廃油BOXは絶対に用意しましょう!
古くなったオイルを捨てるための物です。
また、捨て方は自治体によって異なりますので、お住まいの地域の捨て方をしっかりと事前に調べておくといいと思います。
じょうご
じょうごはペットボトルでも代用がききます。
また、じょうご自体も台所などで使っているもので構いません。
ドレンワッシャー
ドレンワッシャーは原則として、オイル交換毎に交換とされています。
使いまわしは、オイル漏れの原因になりますので辞めましょう。
オイルフィルターレンチ
オイルフィルターレンチは、汎用性の高いバンドタイプを選ぶといいと思います。
ラチェットレンチとソケット
ラチェットレンチとソケットは普通のレンチでやる方もいますが、あるに越した事はありません。
ドレンボトルがややこしい場所にある場合は、ラチェットレンチがあった方がやりやすいです。
オイル交換の手順
続いてオイル交換の手順をご紹介します。
焦らず行えば一人でもできますのでまずは手順をしっかり確認しておきましょう!
オイルを抜く
古くなったオイルを抜いていきます。
ドレインボルトを押し付けながら外していきます。
オイルはバイクを走らせるなどして少し温めておいた方が作業しやすいので、火傷には十分気を付けて下さい。
また、ボルトを緩めたら一気に抜いていきましょう。
車体を傾けたりするとキレイに取り除けます。
やる前に廃油パックやBOXを足元などに用意しておくと作業しやすいです。
オイルフィルターを取り外す
オイルフィルターレンチでオイルフィルターを取り外していきます。
外す際に中からオイルが出てくるので、廃油パックやBOXを下にセットしておきましょう。
外れたら、エンジン側の座面を掃除します。
ドレンボトルとオイルフィルターを取り付ける
外したドレンボトルには、ドレンワッシャーがついているはずです。
新しいものと交換していきましょう。
この時、しっかりと締めて下さい。
オイルフィルターはオイル滲みを防ぐ為に、装着前に新しいエンジンオイルかグリスを塗り取り付けていきましょう。
オイル注入
じょうごを使ってオイルを注入していきます。
オイルを規定量入れたらエンジンを掛け暖気して漏れ箇所がないかチェックしていきましょう。
その後、エンジンを停止させ3分ほど待ちます。
オイル窓もしくは、レベルゲージでオイル量をしっかりと確認して下さい。
オイル交換の手順は以上です。
いかがですか?
シンプルに説明させて頂きましたが、女性でもできそうな作業ではないかと思われます。
時間もそんなにかからないですし、自分でやればその分お財布にも優しいのでできそうだな〜と思った方は是非挑戦してみて下さいね!
まとめ
今回は、初心者ライダーに向けてオイル交換の基礎知識や手順などをご紹介していきました。
知識や準備をしっかりすれば、オイル交換は初心者でも女性でもできます!
後は数をこなしていけばスムーズにオイル交換できるので、是非挑戦してみて下さいね!