低価格で欲しいモデルのバイクを買うには中古はやはり外せません。
しかし中古バイクを買うには、中古だけに色々と心配な部分があります。価格もそうですがバイクそのものの状態も気になる所です。
今回は、人気の125ccの中古バイクを購入する前提での注意点、ポイントをまとめました。
中古バイクで欲しいバイクを賢く購入しましょう。
理想のバイクを見つける為の予算の設定
バイク選びを始める前に、まずは「予算設定」が重要です。予算を決めることで、どのバイクを検討すべきか、選択肢を絞り込むことができます。
では、予算をどのように設定すればよいのでしょうか?
予算設定の基本
予算を設定する際、最初に考えるべきは「総予算」です。
これはバイクの購入価格だけでなく、必要な登録費用、保険、初期メンテナンス費用など、バイクを購入して乗り始めるまでにかかるすべての費用を含んでいます。
これらを忘れずに計算に入れましょう。
コストパフォーマンスを考える
次に、コストパフォーマンスを考慮することが大切です。
高価なバイクほど良いとは限りませんし、安すぎるバイクにはそれなりの理由があるかもしれません。
良いコストパフォーマンスのバイクは、価格に見合った性能や品質を持っています。
例えば、維持費が低くて信頼性の高いモデル、あるいは少し古いが状態が良好なモデルなどが該当します。
予算設定のポイント
- 総予算を見積もる
バイクの価格だけでなく、追加費用も考慮に入れる。 - 性能と価格のバランス
予算内で最も性能の良いバイクを選ぶ。 - 将来的なコストも考慮
メンテナンス費用や燃料費など、長期的なコストを見積もる。
中古バイクを賢く見極める性能と状態のチェック方法
中古バイクを選ぶ際、その性能と状態を正しく評価することが非常に重要です。
性能の良し悪しとバイクの現状は、安全性や快適性、さらには将来のメンテナンスコストに大きく影響します。では、どのようにしてこれらをチェックすれば良いのでしょうか?
バイクの性能を評価する
バイクの性能を評価するには、まずそのバイクの「エンジンの状態」をチェックします。
エンジンはバイクの心臓部であり、良好な状態であれば安定した走行が期待できます。
エンジンの起動をチェックし、異音がないか、排気ガスの状態を観察しましょう。
次に、「ブレーキやサスペンションの状態」も重要です。ブレーキがしっかりと効くか、サスペンションが適切な反応を示すかを確認します。これらは直接安全性に関わる部分です。
最後に、「タイヤの状態」を見てください。摩耗や亀裂がないか、空気圧が適切かをチェックします。
タイヤの状態は、グリップ力や安全な走行に直結します。
中古バイクの状態をチェックする方法
中古バイクの状態をチェックする際には、以下のポイントを見ていきます。
- 外観のチェック
傷やへこみ、錆びがないかを確認します。小さな傷はある程度仕方がないものですが、大きな損傷は将来的な問題を引き起こす可能性があります。 - 液体の漏れ
オイルや燃料の漏れがないかをチェックします。これはエンジンやその他のシステムの問題を示唆している場合があります。 - 電子機能の動作確認
ライト、ホーン、インジケーターなどが正しく機能しているかを確認します。電子機能の不具合は修理が必要となる場合があります。
安全性を優先した中古バイクの選び方
バイク選びにおいて最も重要な要素の一つが「安全性」です。特に中古バイクの場合、安全機能が適切に機能しているかを確認することが不可欠です。
では、安全性を確保するために何に注意すべきでしょうか?
安全性を確保する方法
- ブレーキのチェック
ブレーキは最も重要な安全機能の一つです。ブレーキパッドの摩耗状態やブレーキ液のレベルを確認し、ブレーキがしっかりと効くかテストしてください。 - ライトとシグナルの機能確認
前照灯、ブレーキライト、ウインカーなどが正常に機能しているかを確認します。これらは夜間や悪天候時の視認性を確保し、他の道路利用者とのコミュニケーションに不可欠です。 - タイヤの状態
タイヤの溝の深さや摩耗具合、空気圧をチェックします。タイヤは路面との接触点であり、グリップ力に直結しています。 - サスペンションの機能性
サスペンションが適切に機能しているかを確認します。不適切なサスペンションは乗り心地だけでなく、コントロール性にも影響します。
安全機能のチェックリスト
- ブレーキ:摩耗状態、ブレーキ液レベル、ブレーキの反応
- ライト・シグナル:全てのライトの動作確認
- タイヤ:溝の深さ、摩耗状態、空気圧
- サスペンション:動作のチェック、異音の有無
- ヘルメット:適切なサイズと認証マークの確認(バイク購入時に新しいヘルメットの購入を検討する場合)
まとめ
中古バイク選びでは、まず適切な予算設定が重要です。
バイクの購入価格に加えて、登録費用や初期メンテナンスなど全ての費用を考慮し、コストパフォーマンスを重視して選びましょう。
次に、バイクの性能と状態を確認することが必須です。エンジン、ブレーキ、タイヤの状態をチェックし、安全機能がしっかり機能しているかを確認してください。
これらを徹底することで、安全かつ快適なバイクライフを実現できるかと思います。