バイクが好きだけど、好きなバイクに乗ってダイエットになればいいな!と、考える人もいらっしゃると思います。
正直バイクに乗っているだけでは、痩せないと言われています。
そうはいっても長い距離の走行の時に、腕が疲れて痛いけど…これって痩せてるのでは?と感じている人もいるかもしれません。
そこで、今回はバイクに乗って消費するカロリーのご紹介と、腕が細くなっているのか真実を追及していきたいと思います。
バイクに乗って消費するカロリー
まずは、基礎の運動消費カロリーの求め方についてご説明したいと思います。
消費カロリー(kcal)=体重(kg)× METs × 時間 × 1.05
METs(メッツ)とは、Metabolic equivalentsの略で、運動やフィットネスではメジャーな指標です。
1METs=何もしてない時の消費カロリーでこれが俗に基礎代謝と言います。
基礎代謝は、1日休んでいても身体が消費するエネルギーを指し、人は何もしていなくても爪は伸び、髪の毛は長くなり、呼吸をし、これらの代謝活動を基礎代謝といいます。
基礎代謝は個人の筋肉量や健康状態、年齢で大きく変動し、一般的に筋肉質の人の基礎代謝は高く、肥満の人は低いとされています。
【基礎代謝の簡易計算式】
- 基礎代謝量(男性): 13.397×体重kg+4.799×身長cm−5.677×年齢+88.362
- 基礎代謝量(女性): 9.247×体重kg+3.098×身長cm−4.33×年齢+447.593
【バイクのシーン別の消費カロリー】
何もしていない時の消費カロリーの1METsを基準に、日常生活のMETsを確認すると料理、洗濯や入浴、着替えなどは2METsで、手軽な運動である散歩は3METsです。
これらを基準にバイクのMETsを考えると、近場の街中ツーリングの時で2.5METsとされ散歩レベル以下となり、バイク停車時は安静時と同じ1METsになります。
消費カロリー情報の『イートスマート』でオートバイに30分間乗った時のカロリーの消費量を調べてみました。
20代で、身長160cm体重55kgの女性の場合、30分間オートバイに乗った時のカロリー消費量は79キロカロリーです。
また、30代~40代だと77キロカロリーの消費、50代は74キロカロリーとなりました。
バイクに乗ると腕が疲れるけど腕が細くなる?!真実は…
ツーリングから帰ってくると腕が疲れてるなんて事ありますよね。
バイクの運転は車の運転よりも疲れますが、その原因はいくつかあります。
- 風の抵抗による疲れ
- 同じ姿勢による疲れ
- 神経疲れ
- 振動疲れ
バイクによる疲れは大体上記によるものと考えられます。
ですので、腕の疲れが部分痩せに効いてるのは残念ですが考えづらいです。
しかし、家でゴロゴロしているよりは活発的に外に出ている方がダイエットになりやすいのは間違いありません。
普通にバイクに乗って痩せるのはなかなか難しいですが、バイクに乗ってダイエットを意識する事は出来そうですね。
ツーリングで寄ったグルメは計画的に食べる意識を持つ
ツーリングの目的が食事という人も多いと思います。
そんな私もツーリングでの楽しみは、ご当地グルメを楽しむことです。
しかし、楽しいからといってツーリング中、カロリーの高いものや甘いものを何も考えずにバクバク食べていると必ず太ります。
バイクは交通手段の1つであってダイエット器具ではないので、これらのカロリーを全て消費するのは不可能に近いといえます。
しかし、せっかく行った先で美味しい物を我慢するのは嫌ですよね。
ですのでツーリングに行く前や後で、食事の摂取量の調整や運動をするといいと思われます。
私自身食べたらすぐ身につくタイプですので、
食べたら動く!次に食べる食事量を控える!は意識しています。
ツーリング先で歩いたり、身体を動かす
長距離を走っても思う様に消費カロリーが見込めませんので、どうせならツーリングの目的先で軽く運動やウォーキングなどをしてみるのがいいでしょう。
ダイエットで最も近道なのは基礎代謝をあげる事です。
基礎代謝をあげるためには、軽い運動や筋トレは必須項目になります。
なかなか家にいると動けない人でも景色が変われば歩きたくなったりすると思いますので、そういった目的も兼ねてツーリングに出かけるのもいいかと思います。
ツーリングもダイエットも休憩が大事
ツーリングもダイエットも休息が大事になります。
というのも、長距離を休憩も取らずに走り過ぎたり、ダイエットも根詰めてやってしまうとストレスになります。
ストレスはかえって太りやすい原因になり身体を疲れやすくします。
少し走りすぎたなと感じたらサービスエリアで休み水分補給をしたり、散歩がてら少し歩く事をおすすめします。
まとめ
今回はバイクに乗って消費するカロリーのご紹介と、腕が細くなっているのか真実を追及していきました。
結局のところはバイクに乗っただけではダイエット効果は得られないかもしれませんが、バイクに乗ってダイエットの為に目的地に向かったり、モチベーションをあげていく事はできるという事です。
どうせなら、楽しくダイエットしたいですね!